イギリス大学院受験記②私がイギリスの大学院を志望した理由

こんにちは!

先日は結果報告でしたが、今日はちょっと遡り、どうやってイギリスへの大学院受験を決めたのかについてお話しいたします。


まず最初にイギリスの大学に対する憧れがあったのは間違いないです。

ただ、私は大学1年生になるまで、アジアの外に出たことがなかった人間で、当然留学経験もなく、さらに言えば英語も高校の頃は割と苦手でした。


日本の大学で勉強をしていくうちに、自分の専攻について、もっと勉強して、それを活かした仕事を将来したいと思う様になりました。

私の専攻は欧米の大学の方が歴史も長く、研究が沢山為されているため、また将来国際的な舞台で活躍したいと思う様になっていため、

「どうせなら英語も使える様になれそうだし、海外の大学院に行くか!」

ということになりました。

ここでまず、右も左もわからなかったので、beoという留学のサポートを行ってくれる業者に無料相談しに行きました。

そこで、「どこの国の大学院に進学したいですか?」と聞かれ、

あまり考えずに

「イギリスです」、と答えたから(だんだんそういう流れになった)というのもありますが、実際には海外の大学院について色々と調べてゆくうちに、実はもう少しマトモな理由もできました。


理由1 受験が筆記試験なし、書類提出のみ

もちろん、筆記試験が無いからって簡単に受かると思わないでくださいね。実際に書類作成は非ネイティブにはかなり大変な作業でした…。

ただ、書類なだけに、じっくり考えながら志望動機やアカデミックエッセイを書くことができるので、特に筆記試験よりレポートや論文執筆が得意だった方にはお勧めかもしれません。

主に必要な書類は

・成績証明(GPAは高いほどよし、大学によって足切りあり)

・英語試験スコア(非ネイティブ必須。ただスコアが取れてない状態でも出願はできます。後で取らないと入学許可は下りませんが。)

・志望動機書(何がどうやって私はあなたの大学のこのコースにどうしても入らなければならないのです!ということを伝えるもの。これはしっかりと志望動機を詰めて、じっくり書くべきです。重要書類。大学によって異なるが、500word~1200word)

・推薦状(大学の教授や職場の上司。大学によって異なるが0~3通)

・CV(要するに履歴書。テンプレ的なものがあるため、私はネットで調べながらそれっぽい形に仕上げた)

(・アカデミックエッセイは殆どの大学には課されません)

という感じ。確かにあまり多く無いのですが、必要な英語スコアを期限までに取らなきゃ行けなくなったりと、ギリギリになると大変なこともあるので何はともあれ早めの準備が大事です。

アメリカの様にGREを課すコースもほとんど無いので、そういう意味では大分楽だと思います。

ただ、私はIELTSのスコア習得に非常に悪戦苦闘したため、ぜっったいに楽ちんとは到底言えません!


理由2 修士が1年で取れるコースが沢山!

イギリスの修士のコースの大半は1年で修士が取れてしまいます。これは、時間もお金もあまり無駄に出来ない方にもおすすめどころです。色々な大学のコースページを検索して見ていただければわかるのですが、コースの名前の前にMA(文学修士)とかMSc(社会科学修士)とか書いてあったりしますよね?私の志望コースは大学によってMAだったりMScだったりするのですが、聞いたところその称号によって特に大きな違いが生まれるわけではなさそうです(笑)。MPilはMAやMScに比べてもっと研究どっぷり重視型で、これが2年制だったりします。


理由3 世界大学ランキング上位校がずらり

大学ランキングは、ネット上に色々な情報源がありますが、どのランキングにせよ、上位の方は例年イギリスとアメリカの大学がほぼ牛耳ってます(笑)。つまりそれほど世界的に認められた大学が沢山いるわけですから、数打てば当たる説もあるわけです。例えば、私が第3志望で受かったエディンバラ大学やキングスカレッジもQSでは確か例年20位前後で東大より上です。

もちろんこれは地あたまを測るランキングでは無いので、私は相変らず私のまんまですが、大学時代の成績や実績、志望動機がしっかり評価されれば素晴らしい勉強・研究のチャンスを頂くことができます!


他にもイギリスはアメリカの私大よりは全然授業料が安かったり、自然や校舎が美しかったり、色々他の小さな理由は有りますが、私の場合、現実的に受かりそうな名門大学や実際に行って見たいと心から思える大学がイギリスに密集していたので、結果的にイギリスだけを受けることになりました。


ただ、私自身も最後の方までフランス、オーストラリア、カナダ、インドネシア、などの大学院への出願も考えたりしていたので、直ぐに切り捨てる必要もありませんが、海外の院に出願するのならば、イギリスは比較的チャレンジしやすいのではないかと思います!!


こうして、イギリスの大学への出願に集中することにした私ですが、次回は志望順位決めについてお話しします!









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C’est la vie!

大学まで留学経験の無かった私(大学1年秋のTOEIC570)が4年次にIELTS7.5を取得し、Oxford大学院に進学します。うまくいく保障はないけど、何事もやってみなきゃわからないもの。 私が上手くいった方法が、必ずしも皆さんのベストな考え方や勉強方法に当てはまるわけではありません。 それでも、少しでも参考になりますよう、私のこれまでや、これからについて、書きます!