イギリス大学受験記③志望校の決め方とポイント


こんにちは。

また非常に間が空いてしまいました。ごめんなさい。ブログ立ち上げたばかりで観覧者数もまだまだ少ないので、私がそうだったみたいにこれが本当に誰かの為になるのかな、と疑心暗鬼になってました。笑


それに、Oxfordからunconditional Offerを貰うまで何となく前に進めずにいました(でも、つい先日、とうとう届きました!)


でも、先日大学時代の友人に2年ぶりに偶然再会して(彼女は「トビタテ」でインドに飛び立ったアクティブで素敵な人です)、私はもっと自分の体験が誰かに生かされるように、どんどん発信しなきゃ!って言われて、本当その通りだなと思いました。だから、誰が見てくれているかわからないこのブログも、今度こそちょっとずつちょっとずつ、続けていこうかなと思います。


なにはともあれ!今回は志望順位決めについてお話しすることをお約束していましたね。

私も最初は、いざ、この分野を専攻するぞ!と言っても、なかなかどの大学が自分にとって合格可能なのか、どれくらい受験するのが適切なのか、何にもわからないままでした。


まずは、自分のGPAや英語力などを見て合格圏内の学校を見定めて行くのですが、東京大阪在住で、よくわからない場合はbeoさん等のカウンセリングを受けるのが手っ取り早いです。もちろん、カウンセリングはあくまで参考にしかならないので、結局は自分で調べて、自分で志望校を絞っていくことになります。


さて、前回に述べた理由でイギリスの大学院メインで行こうかな〜と思い始めた私でしたが、当初はそれでも、他に幾つか日本とカナダ、オーストラリア、パリ、アメリカの大学院も考えていました。

このとき、GPAの数値から、Oxfordも一応出すには出せそうな感じだったので(私が出願したコースの最低GPAは3.7でした)、超チャレンジ校という括りでOxfordに挑戦することを決めました。


カウンセリングを受けた時にも言われたのですが、平均的にイギリス大学院に出願する人は多くても5校前後出願するようです。大抵は、内2校は安全圏の学校で、3校はちょっとチャレンジ、みたいな感覚のようです。それを踏まえても、私は正直相当攻めた志望校選びでした。笑


私の実績から妥当だと言われていたチョイスでは、

チャレンジ校 Edinburgh, Kings College London 

ある程度受かることが見込めそう校 Durham, Warwick, 

安心して出願できそう校 Leeds, Sheffield  みたいな感じでした。


しかし私個人の感情としては、私なんかに本当に安心して出願できる学校なんてあるのかな?Leeds なんてそんな良いところ行けるかな?と疑心暗鬼でした。もちろん、2校程度しか受験しない方も全然いらっしゃると思うのですが、私はとにかく自分がどれくらいの可能性を持っているのか全くわからなかったので沢山出すことになってしまいました。


出願にあたってサポートをしてくれるような業者では、やはり合格実績ありきなので、あまり無謀な出願校選びは勧めません。一方で、私には世界トップ大学でも数撃てば当たるかもしれないよ、と終始言い続けてくれたゼミの先生がいたので、その言葉を信じて、Oxford, Cambridge, LSEという三大無謀校(私にとっての)への出願を決めました。一応大学内での成績はトップを維持していたので、記念でも出すだけ出せるならやってみよう、という感じです。


当然それらに受かるとは夢にも思わずに出願の準備をしていたので、ここから無謀な挑戦と現実的な可能性を加味した出願戦術を練り始めます(笑)


まず、Oxfordはローリングアドミッション形式でないので(それについては受験記①をご参照下さい)、ローリングアドミッション形式の中でも、最も競争率の高いLSEをなるべく早い段階で出せるように頑張りました。それに続いてEdinburgh, Warwick, 少し間を開けてKCLに出願し、とりあえずこの結果を待ちます。 LSEの出願は大抵9月から始まりますが、そこから審査にかけては長い時間を要します。なので、LSEの結果は気長に待たなくてはなりません。


その間にEdinburghとWarwick,少し空いてKCLからのofferが到着しました。ここで、私は当初のチャレンジ校であった3校の合格を得ることができましたから、これらの学校より難易度の低い学校に出すのはやめ、これ以降はOxfordのための英語と書類にひたすら集中しました。逆に、もしこの時にこれらの学校から不合格をいただいていたら、Oxfordへの比重を減らし、Leeds, Durham などから確実に合格が貰えるように勤めていたと思います。


ここで再度確かめておきたいのは、海外には日本のような偏差値は存在しないということです。

以前ちらっと耳にしたお話では、イギリスは特に国立大学の割合が高く、全般的に大学教育のレベルが高いのだとか。(もちろん学生のモチベーションの違いはあるかもしれませんが)


なので、どれくらいの学力や実績で、というのはなんとも言えないのですが、私が出そうと思っていたイギリスの大学は本当にどれも私にとっては魅力的でした。例えば、後ほど出願予定だったDurham大学も、例年世界大学ランキングでトップ100に入る名門校で、私の専攻である国際関係分野のコースがいくつも細かく分かれていて充実しています(websiteを見たとき、カリキュラムが面白そうでワクワクしたのを覚えています。)


ですので、自分に合うと思うコース選び・大学選びをすることがまず大事なことだと思います。

一番初めに、この大学もいいな、あの大学もいいな、と色々と見比べてみるのは、ウィンドウショッピングみたいでワクワクするだけじゃなくて、自分が実際に何をどんな環境で勉強したいのかを知る良いきっかけになると思います。


それから、GPAやIELTSのスコアから、ギリギリ狙える大学と、多分行けそうな大学とある程度線引きをしながら、難易度の高い順になるべく早く11月までに出願完了するのが理想)出していくイメージです。


私の知っている方で、Warwick大学に2月に出願して合格した日本人の方や、Sussex大学に4月に出願して合格をもらったアメリカ人の友人もいらっしゃいます。なので、早く出すよりも納得した志望理由書やエッセイを出せるのが結局は一番重要です。年が明けてから提出しても大丈夫な大学もある一方で、Cambridgeでは今年は2月に窓口を閉めていました。LSE も世界中で人気があり、早く閉めきってしまう大学なので年内出願がオススメです。


また、GPAやIELTSは志望校選びの指標になりますが、こうして選んだ志望校への合格は、推薦状や志望動機書のクオリティが非常に大きく関わってきます。


私がそうしたように、後から志望校や志望順位を変えるのは全然アリなので、とりあえずはなるべく早い段階で大まかな目標の学校を設定し、それに向けて頑張って行きましょう!


◎まとめ

要するに、イギリスの大学院に行きたいかも…と思ったら最初にすることは...

1. ネットで興味のある大学やコースを探す!

こんなところで英語で検索するのを恐れていてはいけません!

大学の公式ホームページを訪れると、大体、Study > postgraduate あたりから大学院にどんなコースがあるのか、どんなカリキュラムがあるのか見つけ出すことが出来ると思います!

類似したコースがいくつかあり、どれも面白そうだと思うこともあるかもしれません。

この時点で一つに絞る必要はありませんし、同時に複数のコースに出願することも多くの大学では可能(要チェック)の筈ですが、強い志望動機書を書くに当たって、どの大学に出願するにも同様のコースに応募する方が得策です。これについてはまた志望動機についてお話しするときに詳しく!


2. 行きたい大学/コース名をリスト化し、Entry requirementをチェック!

行きたい大学とコースの名前を書いていって、Entry requirementを見ながら、必要なIELTS スコアとGPA等をメモしておきましょう!こうすることで、実際に出願に向けて何が必要であるかが分かってきます。















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C’est la vie!

大学まで留学経験の無かった私(大学1年秋のTOEIC570)が4年次にIELTS7.5を取得し、Oxford大学院に進学します。うまくいく保障はないけど、何事もやってみなきゃわからないもの。 私が上手くいった方法が、必ずしも皆さんのベストな考え方や勉強方法に当てはまるわけではありません。 それでも、少しでも参考になりますよう、私のこれまでや、これからについて、書きます!