こんにちは!
前回まで大学院向けの書類作成について書いてきましたが、今日から暫くは少し私なりの英語勉強、とりわけIELTSのスコアアップをどうしてきたかについてお話していこうと思います。
英語勉強方法は、私もIELTSを勉強するためにいろいろなサイトを拝見しましたが、正直言って勉強方法に正解はありませんし、近道もありません。頑張らないとスコアは上がりません。
皆が皆、同じ勉強法で短期間でスコアアップ!なんてことは不可能だと思います。
ですので、ネット上の有料教材などの甘い言葉に惑わされず、どうかご自身にとってベストの勉強法を見つけ出してくださいね。私のブログ(他の方のもですが)はその参考程度に、お力になれればという感じです。
こうすれば必ず0.5上がる!といった保証はどこにもないです。ただ、一つだけ言えるのは、毎日英語の勉強を確保することで確実にスコアは伸びていくということです。
(私は某リスニング英語教材を高校時代に試して全く上手くいかなかったタチなので、胡散臭い教材には辟易しています(笑)思えばあれはお金の無駄遣いでした。)
私なりに考えた結果、フィリピンのセブ島に10日間、語学留学をしました。
本当はもっと長く滞在したかったのですが、部活に入っていたので、当時の私には冬休みしか時間がありませんでした。
セブ留学の利点は
・コスパが良い…食事・宿付きで欧米の語学学校に比べるとめちゃくちゃ安い
・毎日6-8時間のマンツーマンレッスン…一対一で付きっきりのレッスンを安い価格でしてくれるので、特に日本人が苦手なSpeaking, Writing 対策を伸ばすことができる
というところです。
特に、IELTSを受験したことがないところから 6.0まで持っていくときに、多くの日本人が突っ掛かるのがSpeaking とWriting です。これは、英語を日常的に使う環境をあまり経験したことが無いために、日本語から英語への頭の中の切り替えが上手く行っていないことが一つの要因だったりします。なので、こうした短期の語学留学を利用して、カタコトでも英語に浸る機会を作り、自分の頭に「私でも英語で生活できるんだよ〜」と認識させてあげることが、私にとっては英語力を伸ばすキッカケになりました。
当時の私はCEGAさんという語学学校にお世話になりましたが、どこの語学学校も、評判が良いところはある程度同じ価格かつ同じクオリティのように思われます。
ここで注意して頂きたいのは、
・自分が受験する試験対策用のコースを受講すること(つまりIELTS対策コース)...ただの英会話コースでは授業内での目的が見出せにくくなりますので、スコアに直結しにくいです。
・授業内外で日本語を使わないようにすること…セブに3ヶ月語学留学しても、日本人の友達と夜遊びばかりしている生徒さんもいます。それに巻き込まれるようでは、思い出はできても英語は伸びません。寧ろ、英語で先生方と仲良くなっちゃいましょう!
こうして英語に慣れた!と意気揚々と帰国した私でしたが、直後に受けたIELTSはなんとoverall 5.0。
お世話になったマンツーマンの先生も6.0ならいける!と仰っていただけにショックでした。
ここから再び受験し6.0を取得するまで、4ヶ月に渡って自力で勉強しました。
この当時の自習方法については、以下の通りです。
アイエルツ 勉強には公式の問題集が良いというのは定説ですが、バンドスコア6満たない人にとって、全て英語の問題集を手に取るのは苦痛です。(私がそうでした。)
ですので、最初に買う問題集は、日本語の解説付きでも良いかと思います。まずは、各セクションごとに、どんな構成になっていて、どんな出題形式であるのかということをよくよく認識してください。
知っている単語数を増やすことも重要です。IELTS専用の単語帳を買うのがオススメです。
暗記が得意な方はどんどん単語数を増やし、そうで無い方でも最低6.0-6.5レベルの単語はなるべく覚えるようにしていきましょう。大学受験を思い出して、隙間時間になるべく単語の暗記をしておきましょう。
それから、IELTSのListening, Reading の問題を見て、全く頭に入ってこない、何がなんだかわからない。という方には、手始めにTOEIC の問題集を解きまくることをお勧めします。
最初のうちは、IELTSスコアとってやるぞ、と変に背伸びせず、自分に出来ることから地道に問題を解く数を増やしていくことが大事だと思います。
また、私の場合は、6.0を取得した時、IELTSの試験1週間前にTOEICの試験を受けて、試験特有の緊張感にも慣れられるようにしました。
当然、TOEICとIELTS の形式は全く違うので、少し慣れたら同時進行でIETLSの問題集もどんどん解いていくようにしてください。4科目全て入っている問題集だけだと問題数が少ないので、各セクションごとの対策本をそれぞれ一冊ずつ終わらせて、繰り返し解くのがいいと思います。
また、当時伸び悩んでいたリーディングのスコアを伸ばしてくれたのはハリーポッターの原作本でした。私は、幼い頃から和文で読み、慣れ親しんできたハリーポッターと賢者の石を丸ごと一冊英語で読み切ることで、英文への苦手意識を少し克服することができ、その結果、リーディングのスコアがぐんと伸びました。この時私は、とりあえず読み切ることを目的とし、一語一句の意味を辞書で引くことは全くしませんでした。何度も読んできた本なので、ちょっとした単語から、それがどこのシーンか容易に想像がつきました。ですので、なんとなく「こういう感じね〜今ここね〜」という感じでふわっと読みをしただけです(笑)。なので、ハリーポッター好きの方にはよくハリーポッターを無理やりにでも一冊読み切ることをお勧めしています。
Speakingについては、とりあえず5.5-6.0程度を狙うのであれば、まずは一定時間話すことに慣れることが大切です。テスト形式の練習を一人でなるべくたくさん行っていきましょう。
最初は問題演習をタイマーで計りながら時間内に言ってみる→どうしたらもうちょっとマトモなことが言えたか、ノートに書き出してみる→もう一度時間内に同じ質問に対する回答を言ってみる
と言ったことをひたすら繰り返していました。演習をしていく中で、これについて話したい、と思っても出てこなかったフレーズや単語があればメモをして覚えていきましょう。
余裕があれば、録音をして、聞き直し、何が言えたかなどと言ったことを考えてもいいと思います。
さらに余裕があれば、ディスコースマーカー(on the other handなど)を使って話す練習をしていきましょう。
Writing については、大学生であれば、可能であればですが、自分で解いた問題を英語の授業の先生に添削をお願いするのが得策です。大学の交流イベントで留学生と仲良くなって、彼らに見てもらうのもアリでしょう。これはスピーキングでも同様のことが言えますが。
あとは、やはりディスコースマーカーや、task1で使えそうな表現方法 (例えばline graphであれば、例えば「増える」は過去形ではwent up, soared, increased, roseなど )をなるべくたくさん覚えて、実際に回答時に使えるようにしていきましょう。特に最初は時間との戦いという面が大きいので、常に時間を計って、時間内に書き終えられるようにしていきましょう。ただ、語数が足りていても、内容の方が評価では非常に重要になってくるので、この評価基準についてもよく確認してください。
これは6.0以上を目指す人にも同様のことが言えると思います。仮に添削する人がいなくても、面倒臭がってreadingやlitening演習に逃げるのではなく、どんどん書いていってください。とにかく慣れも重要です。
こうして勉強すること半年強、1年秋にTOEIC570だった私は2年の5月にTOEIC790、IELTS6.0を取得し、なんとか大学の交換留学プログラムに応募し、採用されることとなりました。
ここから留学中、そして帰国後にどのように英語に取り組み、overall7.5までに至ったのかについては、また後ほどお話ししますね!
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