イギリス大学院受験記⑤合格後はいつまでに進学先を決めなきゃいけない?を早めに考える

(ニューヨーク・タイムズスクエアにて。2017年春。)

こんにちは。

最近英語勉強の話をよくしていたのですが、イギリス大学院出願のお話も少しずつしなければなりませんね。


出願について、大きな流れについてはここまでのところでお話してきたのですが、ここからは出願をしていく中で私が疑問に思ったり、不安だったことについてお伝えしていきます。


今日は合格通知が来た後の話について、出願前に考えることで、出願の順番や時期を見直すきっかけになると思うので、その点についてお話しします。


それはつまりどういうことかといいますと…

皆さんは大学受験の時のことを覚えていらっしゃるでしょうか?

日本の大学では、合格通知が来たら、決められた期間以内に進学の意思を示し、デポジットを支払わないといけなかったですよね?(しかもなかなか高額だったような気が!)


もしかしてイギリスの大学院出願でも同じようなシステムがあるんじゃないか…


ということに、ある日私は気づいてしまいました。それも出願のギリギリで。


もし合格からすぐに出願の意思やらデポジット支払いやらが強制される場合、それぞれの学校への出願時期をずらしちゃうと…

一番最初に来た合格は、一番最後の結果通知を待つために諦めなきゃいけなくなっちゃうんじゃないの?!?!?!


お答えしましょう。


私の年(2017年度受験)の場合でしたが、合格を貰ってから最終的な判断(この大学に進学する・しない)を下すまでに大学側が待ってくれる時間は…


ズバリ、大学に依ります(笑)


参考程度にですが、私が第一志望校以外で合格を頂いた学校

University of Edinburgh 

University of Warwick 

King's College London 

の中で、上の二つはそうした心配をする必要がなく、ゆっくり回答を待っていてくれるようでした。

一方でKCLは1/16に合格を頂いた際に4/27までのOffer受諾とデポジットが求められました。


仮に、幾つかの大学を時間を開けて出願したとすると、滑り止めのつもりで受けた大学から折角合格を貰っても、志望順位の高い大学の結果を待つためにデポジットまで支払わなければいけない事態になることもあり得ます。恐らく、すぐにデポジットを要求してくる大学はそうそう無いとは思いますが…


兎に角、こうしたことに後から気づいてヒヤヒヤしないためにも、心配な方は出願前に一度、合格を貰った場合のoffer受諾までの猶予について、大学側に問い合わせておくと安心です。こうしたことを聞いたからといって、大学の選考に不利に働くことは無いと思いますので。


また、イギリスの大学の出願料は1校あたり1万弱なので、日本の大学受験(確か私立で3万強支払わさせられたような…)よりは全然安いです。無闇に出し過ぎるのは良くありませんが、後で後悔するようならば、最低限行きたい大学を抑えられるようにしましょう。













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C’est la vie!

大学まで留学経験の無かった私(大学1年秋のTOEIC570)が4年次にIELTS7.5を取得し、Oxford大学院に進学します。うまくいく保障はないけど、何事もやってみなきゃわからないもの。 私が上手くいった方法が、必ずしも皆さんのベストな考え方や勉強方法に当てはまるわけではありません。 それでも、少しでも参考になりますよう、私のこれまでや、これからについて、書きます!