修論・最終試験終わりました

(ポートメドー、Oxford) 

こんにちは、またまたお久しぶりです(汗

私ごとですが、5日程前に学年末試験(修士2年目の科目フルカバーの試験)があり、これが終ったことで、大学院での勉強も遂にひと段落しました。

3万words(確かダブルスペースで124ページ)に及ぶ修士論文の締め切りは5月でした。3月からイギリスのコロナウイルス 感染拡大の影響で、大学の施設どころかカフェやレストランも全て閉まってしまい、ずーっと図書館にも行けず、家に1日中閉じこもって論文を書く日々でした。この当時は、同じ家に住んでいる人以外には会ってはいけないという政府の定めたルールがあり、色々大変でした。

実際の原稿を書き始めたのは2月下旬ごろからでした(この時進みが遅くて焦りに焦りました)が、修士課程1年目から悩みに悩んで二転三転した後決めたテーマでした。論文の核となるクエッションもなかなか定まらず、方法論も定まらず、ずーっと研究のこと考えているのになかなか形にならなかった時期がもどかしかったです。最終的には字数を削りながら修正することが多くなり、ボツになったページを足せば5万words くらいは全然書いてたと思います(なんと効率の悪い...)。大学一年生の頃は3-4文の英作文もマトモに書けない私でしたから、よくやったと思います。


提出直前の5月は本当に頭がおかしくなってしまって、理由は分からないけれど涙が止まらない、けど手は動かし続けなければならない、という日々が続きました。頭ではちゃんと進んでいるから大丈夫、と解っていても、心がついてこなくて辛かったです。


当時はなんて弱くてどうしようも無いんだと自分の弱さに更に嘆いていましたが、今振り返ると本当ーーに最後まで挫けず妥協せず、ベストを尽くした自分、偉かったと思います(笑)

10年ほど前のことを振り返ると(唐突)、私は高校の頃まで誰よりも強がりで、1年間で泣くことなんてほぼ無かったけれど、こんなに強く無かったと思います。5月の私は良い年して泣き虫で心配性で、半分おかしくなってたけれど、それでもちゃんとベストを出し切れたこと、妥協せずに追い込み続けた精神力、評価してあげたいです。


修士論文、きっと生半可な気持ちでも書くことは出来ると思います。

でも、もしこのブログの読者の方がいつか本格的な論文執筆に初めて触れられる機会があったとしたら、どうか妥協せず、最後まで苦しんで、ご自身のため、応援してくれている方々のために頑張って下さいね。出来の良し悪しに限らず、きっと貴重な経験となるはずです。

執筆にあたり様々な方々にお世話になり、感謝してもしきれません。

最後の提出の瞬間までハラハラしていたので、提出後は正常に提出されたことを一通り確認して、土手が決壊したかのように泣きました(笑)自分でもゾッとするくらい(笑)

良い年して何をやっているのでしょう...w


最終試験の準備も本当に本当に大変で、5月の修論提出から6月の試験までは再び精神のすり減る生活でした。そもそも大学院入学してから常に一定のストレスに苛まれていました(笑)


なので、5日前に最後の試験が終わった瞬間は状況が直ぐに飲みこめませんでしたが、数年ぶりに、否、人生で一番と言って良いくらい、本当に本当にビールが美味しかったです。。

頑張ってよかった...! 


今は論文と試験の結果待ちで、イギリスを去る手続きや、帰国後のことも考えなければならないので、全くストレスフリーではありませんが、時間は増えたので、7月末まで最後の学生としての時間、なるべくブログ更新したいと思います。


あともう少しの間、このブログにお付き合い頂ければ幸いです。






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C’est la vie!

大学まで留学経験の無かった私(大学1年秋のTOEIC570)が4年次にIELTS7.5を取得し、Oxford大学院に進学します。うまくいく保障はないけど、何事もやってみなきゃわからないもの。 私が上手くいった方法が、必ずしも皆さんのベストな考え方や勉強方法に当てはまるわけではありません。 それでも、少しでも参考になりますよう、私のこれまでや、これからについて、書きます!