IELTS7.5への道③英語がダメな私が留学で伸びたワケ


さて、英語のお話の続きをしましょう!(写真は留学先のテキサスで撮ったものです)


なんとかIELTS6.0まで到達した私は、実質英語が全く話せない状況で渡米します。
そしてそれなりに英語が上手くなった!と実感して帰国します。


帰国直後に受けたIELTSのoverall が変わらず6.0で絶望し、それから半年強で7.5まで伸ばしたお話はまた次の機会に、、ですが、一つだけ以前の私が勘違いしていて、今皆さんに言えるのは、


短期間でスコアが急激に伸びた人は、もともと伸びる分の土台があって、加えて適切な回答方法を学ぶことで達成しているということです!!


つまり、誰もが「これさえやっていれば半年でIELTSスコアが1.5上がる!」ような魔法はないのです(しつこいようですが)。私が半年でIELTSを目標まで持っていけたのは、その前に必死で頑張ったアメリカでの一年間があったからこそだと思います。


留学中は英語試験の勉強は一切せず、ひたすら英語で学び、英語で暮らすことを心がけました。


IELTS6.0で英語話せないとかあるの?とお思いかもしれませんが、当時Speakingスコアが奇跡的に5.5だった私の英会話能力は雑魚中の雑魚でした。今もまだまだなのは間違いありませんが。


人生初の長期留学一年間!ここでなんとか人生を変えるしかありません!(と、当時は思っていました笑)

そこで私がしたこと?(大したことはしていないのですが…)それは


1. 4年生レベルの授業を受講し、「図書館の住人」になる

数多くの留学生の中でも、自分が英語において完全に落ちこぼれであると悟っていた私は、無謀にも大学4年生レベルの難しい専門科目を受講しまくります。

ここで20ページのレポートと15ページのレポートを同時に書いたり、毎授業30-200ページのリーディング課題が出たり、ネイティブの中に無理やりディスカッションに入ったり…大変な無茶をします。


読んでも読んでも宿題が終わらないので、毎日深夜まで図書館に入り浸り、やがて「君って図書館に住んでるよね?」と言われるようになります。


何度か徹夜もしました。図書館の中に沢山のお気に入りスポットを見つけました。とっても大変でしたが、授業のテーマ自体は面白く、先生方もよく理解して下さり、大変有意義だったように思います。

あまりに難しかったので、一度本当に単位を落としそうになりましたが、最終的には全ての授業をちゃんと終えることができました。

人間いざとなったらなんとかなるものです。そう簡単には死にません。

こうした死に物狂いの無茶が功を奏し、英語力を大きく上げることができました。


2. 友達作り!なるべく誘いは断らず、とりあえず片っ端からイベントを楽しむ

どうってことはありませんが、やっぱり色々な人と話して、友達になると英語力も上がるのかなと思います。私自身は、時々シャイなところもあるのですが、留学中は割り切ってとにかく誘いは断らずに色んなイベントに参加しました。留学先の校風が真面目だったことから、危ない遊びに首を突っ込むことはなく、カヤック、テニス、マラソンなどなどとっても健康的に人と関わっていました(笑)

もちろん、初対面では日本人として認識されることがあっても、結局最後に仲良くなるのは性格が合う人同士だと思います。なので、自分らしく思ったことはちゃんと言うことを忘れずにいようと心がけていました。世の中には驚くほど社交的な方が沢山いますが、そういう人たちは自然と、日常会話から英語のスラングやフレーズを学び、さらに使っているように思います。私ももっとスマートに色んな単語がすらっと覚えられたらいいのに…


3. 休み期間は思いっきり旅する

留学期間中の冬休みは約1ヶ月あったので、その間私はアメリカ国内の都市を巡る旅に出ました。

シアトル、ポートランド、LA、サンフランシスコ、ラスベガス、サンディエゴなど。

途中で家族や友人と合流したり離れたりしながらの旅だったのですが、自分で自分の旅程を管理し、トラブルに対処し、人と出会いを繰り返して行くうちに、サバイバル英語が身についていきました!

この冬休みの成長をきっかけに、その後の新学期では徐々に授業中で発言できる回数が増えていきました。

大学では優しくしてくれる友達にいれば頼ってしまうこともありますが、旅では自分が一番の頼りだったので、とても良い経験ができたと思います。


留学先にはいくらか日本人がいることが多いかもしれません。私の場合は、初めての経験が盛り沢山で最初は不安ばかりでしたが、あまり同じ人に頼ったり、日本語を話しすぎたりすることなく、いろいろな人に接しながら英語に浸かれる環境が整っていたことで、英語力を上げることができたと思います。英語以上に得たものの方が実は、非常に大きかったですが。


留学のスタイルは人それぞれですが、いろいろな面で成長したいのであれば、今までなら「これは無理!」と言ってしまいそうなことにバンバンチャレンジするのがいいと思います!

というのが、月並みながら、留学中に英語を伸ばしたい!成長したい!という方へのご提案です笑


環境が変われば、ちょっと失敗のリスクを考えるのとか、恥とか、どうでもよくなっちゃいません?

大丈夫です!大体の失敗は、後になれば笑い飛ばせますから!


次回は、そんな私が真っ青になった帰国直後IELTS6.0事件についてお話しします!笑




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C’est la vie!

大学まで留学経験の無かった私(大学1年秋のTOEIC570)が4年次にIELTS7.5を取得し、Oxford大学院に進学します。うまくいく保障はないけど、何事もやってみなきゃわからないもの。 私が上手くいった方法が、必ずしも皆さんのベストな考え方や勉強方法に当てはまるわけではありません。 それでも、少しでも参考になりますよう、私のこれまでや、これからについて、書きます!